鉄軌道導入に向けた機運醸成を図るため、有識者による講演及び行政や経済界等の代表者を含めた議論を通じて、沖縄の交通課題の解決や発展に向け、求められる交通体系について考えるシンポジウムを開催いたしました。
シンポジウムは、コロナ対策を行いながら、那覇をメイン会場とし、中部と北部をオンラインで結び開催しました。
■日時:令和2年11月2日(月)14時~17時
■場所:琉球新報ホール(那覇市)、コザミュージックタウン音市場(沖縄市)、名護市民会館(名護市)
琉球新報ホール(那覇市)
コザミュージックタウン音市場(沖縄市)
名護市民会館(名護市)
第1部の基調講演では、「モビリティの最新動向を踏まえた今後のまちづくりと鉄軌道が果たす役割」と題して、早稲田大学の森本教授から、自動運転技術の進展を見据えた交通のあり方について提言がなされました。
基調講演:「モビリティの最新動向踏まえた今後のまちづくりと鉄軌道が果たす役割」 講師:森本 章倫【早稲田大学理工学術院社会環境工学科 教授 博士(工学)】
講師:森本 章倫
【早稲田大学理工学術院社会環境工学科 教授 博士(工学)】
パネルディスカッションでは、有識者からの専門的な見識に加え、県内の行政や経済界等の代表者により、まちづくりや住民生活、経済の視点から、沖縄に求められる交通体系について意見交換を行っていただきました。
【話題提供】
①「鉄道が都市に与える効果」
金山 洋一(国立大学法人富山大学 都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科 教授)
②「観光客は地域の何に魅力を感じるか? その時、公共交通機関は(コロナ後の観光志向等)」
中根 裕(株式会社JTB総合研究所 主席研究員)
【パネルディスカッション】
テーマ①:沖縄における陸上交通の現状及び課題、観光客の動向について
テーマ②:沖縄の発展に求められる交通体系について